このたび、Fixstars Amplifyが策定に貢献した、量子技術により最適化問題を解くミドルウェア(QODE:Quantum Open Development Ecosystem Optimization Division)の仕様書がQ-Starから公開されました。
QODEは、イジングマシンやゲート式などの多様な方式がある量子コンピュータのハードウェアの違いを吸収し、量子技術を利用するさまざまなアプリケーションとの間をつなぐ共通基盤を目指すものです。
今回は、最適化問題を解くアプリケーションに特化した仕様が策定・公開されました。
Fixstars Amplifyが提供する量子コンピューティングプラットフォーム「Fixstars Amplify」も本仕様に準拠しています。
同プラットフォームは、すでに900を超える企業・研究機関等の組織に利用いただいており、アニーリング・イジングマシンを使った最適化問題のソリューションプラットフォームとして確固たる地位を築いています。
Fixstars Amplifyはこれまで、多くのユーザーへの技術支援で得た知見を、サンプルやチュートリアル、ドキュメントなどの形で積極的に公開することで、量子技術のエコシステムの活性化を図ってきました。今回のQODEの公開は、この方向性を共有するものであり、エコシステムのさらなる活性化につながることを期待しています。
フィックスターズグループはFixstars Amplifyを中心に、今後も量子コンピューティング技術の発展とエコシステムの拡大に貢献してまいります。
Fixstars Amplify:https://amplify.fixstars.com/
Q-Star 発表情報:https://qstar.jp/archives/about_news/software_platform20250529