
セミナー概要
生成AIや大規模計算(HPC)の進展により、計算リソースへの需要は急速に高まっています。AIの進化を支えるうえで避けて通れないのが、物理的な「熱(排熱・電力効率)」というインフラの課題と、論理的な「速度(ハードウェア性能の限界)」という技術の課題です。いま、AIの価値はモデル単体ではなく、それを支える基盤全体で決まる時代に入りました。
本セミナーでは、長野県で水冷・液浸冷却を備えた次世代コンテナ型データセンターを展開する株式会社TOSYSと、CPU/GPUの性能を最大限に引き出す高速化技術を強みとする株式会社フィックスターズが登壇します。
最先端の「インフラ」と、それを活かす「人」の技術力。さらに、農業ロボットなど実社会で実装・検証できる「フィールド」。この三位一体がどのように“価値あるAI”を生み出すのか、その最前線をご紹介します。また、長野で高度な技術案件に携わるエンジニアのキャリアパスについてもお話しします。
「長野にいながら、世界基準の技術に触れる。」
地域産業のDXを志す方から、最先端の現場でキャリアを築きたい学生・エンジニアの方まで、ぜひご参加ください。
登壇者
島田 佳門
株式会社TOSYS
電設・ITビジネス事業部 データセンタービジネスデザイン部 担当部長
羽田 哲
株式会社フィックスターズ
バイスプレジデント
野崎 雅章
株式会社フィックスターズ
バイスプレジデント
講演内容
セッション1
TOSYSデータセンターのご紹介
株式会社TOSYSは、次世代コンテナ型データセンターサービスを2月5日より提供開始いたしました。このコンテナ型データセンターは、お客様の敷地内、または同日に長野市でオープンした「Cube Park NAGANO」に設置することが可能です。本サービスと「Cube Park NAGANO」についてご紹介いたします。
セッション2
AIの「速度」を極限まで引き出す:ソフトウェア高速化の基本アプローチと勘所
AI計算の需要が爆発する中、ハードウェアの性能をより効率的に引き出す「ソフトウェア高速化」は、もはや必須の技術です。本セッションでは、高速化を実現するための基本的な考え方を整理し、具体的な改善に向けたヒントや事例をダイジェストでご紹介します。
セッション3
想いが生む「価値あるAI」:長野のフィールドで挑むPhysical AI実装の裏側
AIとロボティクスの進化が加速する中、AIはデジタル空間を超え、物理世界で実際に動く「Physical AI」の時代へと突入しています。本セッションでは、Fixstars×東京農業大学・西岡先生×長野の連携による取り組みを軸に、GPUの進化とAIの発展(Perception/Generative/Agentic)を俯瞰しながら、Physical AI最前線のトピックスを紹介します。さらに、長野で進める農業ロボットのPoCについて、実際の走行動画や現場での試行錯誤・苦労話を交え、ハードウェア・ソフトウェア・クラウドAIとロボットの連携が、長野からどのような価値を発信し、地域とともにAIの未来を形づくろうとしているのかをご紹介します。
セッション4
「長野から答えを」出すエンジニアの挑戦:地方で築く高度なキャリアと環境
「最先端の技術には、地方にいながらでも挑める」。インフラとソフトウェアの融合を、長野という地で支えるエンジニアの働き方にフォーカスします。高度な技術案件に携わる面白さ、自社開発を支える充実した開発環境、そして長野ならではのライフスタイルとキャリアパスの両立について。長野事業所のリアルな現場風景とともに、「地方で働くエンジニアの未来」をご紹介します。
合計60分
※ 途中休憩あり、途中入退室可能です
※ 予告なく時間配分・内容等が変更になる場合があります
開催日時
2026年3月19日(木) 12:00 〜 13:00
開催場所
オンライン(Zoom)
対象者
- 大学・高専の学生、教職員、行政職員の方
- 長野県内の製造業・IT企業にお勤めの方
- AI・HPC・データセンター分野に関心のある技術者・事業担当者
参加費用
無料